眼瞼炎
まぶたや、まつげの生えぎわ、目尻に起こる炎症を眼瞼炎といいます。
当院では薬物治療を行っております。
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眼瞼炎とは

原因
眼瞼炎には、細菌、あるいはウイルスに感染して起こる「感染性」のものと、薬品や化粧品などに対するかぶれやアレルギーで起こる「非感染性」のものがあり ます。眼瞼に起こる炎症で、細菌やウイルスによる感染性と、薬品・化粧品などの化学物質(建材塗料や接着剤も)や動物の毛・植物などに対するかぶれやアレ ルギー性の原因があります。
自覚症状
症状は、眼瞼皮膚の赤み、脹れ(時に“しこり”)、分泌物で、アレルギー性ではかゆみ、感染性では痛みを伴います。
治療法
感染性の場合は抗生物質による治療を、ヘルペスウイルス性のときは抗ウイルス薬を用います。非感染性の場合はまぶたをよく洗って清潔を心がけ、併せてステロイド薬を用います。
細菌感染が原因の場合は、細菌に対抗する抗生物質による目薬や軟膏を用いた薬物治療を行います。
治療に使われる主な点眼薬
※当院では処方箋を発行し、院外処方をしておりますので販売は一切しておりません。
この病気に対して処方している薬を表示しています。
主な点眼液 | 種類/効能 |
---|---|
合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、目のいろいろな炎症を抑えます。通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの目の炎症の治療に用います。 | |
>細菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの治療、また、眼科手術前後の感染予防に用いられます。 | |
抗生物質と合成副腎皮質ホルモン剤の配合剤で、抗菌作用と抗炎症作用により、目およびその周囲の炎症症状(かゆい、発赤など)を改善する眼科用の塗り薬です。通常、目周辺部の細菌感染を伴う炎症性疾患の治療に用いられます。 |
眼瞼炎は、基本的にそのままにしておいても自然に治ることがありますが、眼瞼縁炎によるただれや膿瘍がある場合は、治療を受けずに放置すると、炎症がひどくなり、まつげの脱毛などが考えられますので、炎症が起きたときは、眼科を受診することをおすすめします。
上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
視覚障害者認定医
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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